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【初心者は注意】WEBライターが低単価案件をやめて変わったこと

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こんにちはしょーびです。

ライティングの案件探しをやっているとこんなの見かけませんか?

以下の案件は20代一般男性S氏が実際に受けた案件を再現したものです。

【初心者歓迎!】ライティングの基本を教えます!

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【契約金額】
1,000円/20記事

報酬目当ての方は採用しません!あくまでライティングを学びたいという意欲のある初心者限定です!

こんな案件あるんかい!と、ライターではない方は思うかもしれませんが、

あるんですよ!こんな案件!

2022年11月現在、クラウドワークスで低単価案件を調べると336件も出てきます。

参考:クラウドワークス|ライティング・記事作成「初心者」文字単価~0.5円 検索結果

今回はなぜ、こんな案件があるのかと低単価案件を受けてはいけない理由を解説していきます。

Q.低単価案件ってなんや?(A.要はコスパの悪い案件だよ!)

そもそも低単価案件ってなんだよ!

低価格
値段が安い、価格が低いことを意味する表現。価格が抑え目で廉価であること。
実用日本語表現辞典より

疑問はごもっともです。まずは低単価案件が何かを定義しましょう。

こちらでは低単価案件を以下のように定義付けます。

低単価案件の定義
  1. 文字単価が0.8円に満ちていない
  2. 付随業務が多すぎる
  3. 難易度と価格が釣り合わない

文字単価が0.8円に満ちていない

ライターの報酬は大抵の場合、文字単価で決まっていますよね。

ぶっちゃけ、いくら以下が低単価って、執筆ジャンルやリサーチの難易度によって変わってくるので、一概には言い切れません。ここではとりあえず、おそらく全員が納得してくれるであろう文字単価0.8円未満が低単価ってことにしておきます。

個人的には1.0円未満のものは基本的に受けないことにしています。でも、初心者や未経験者がクラウドソーシングで受注するならば、多分1.0円の案件を取るのも難しいでしょう。

文字単価0.8円なら、未経験でも十分狙えるラインなので、それを下回るならば「低単価」で間違いないと思います。

付随業務が多すぎる

ライターの仕事はせっせと文章を書くだけに留まりません。文字を書く以外にも以下のような仕事も業務の範囲内です。

  • 構成作成
  • リサーチ
  • キーワード選定
  • 競合チェック
  • 画像選定
  • 画像編集
  • CMS入稿 など……

これらが全て”文字単価”の中に含まれます。(優しいクライアントだと別料金を提示してくれますが…)この作業が多ければ多いほど作業あたりの単価はどんどん下がっていきます。

まあ、大抵の場合、構成作成とリサーチくらいはやるんで多少は大目に見ましょうね。

難易度と価格が釣り合わない

たまーーーーーに、ぱっと見簡単そうだけど、難しかったり面倒だったりする案件があります。

例えば、

  • お店を紹介する記事で、指定されたお店の情報が用意されていない
  • 専門性が高く、検索して出るような情報ではない

この辺りがよくあることですね。取材が必要そうな案件や、専門知識が必要な案件は要注意です。

WEBライターってなんで報酬が安くなりがちなのさ

そもそもWEBライターはなんで報酬が安くなりがちなのでしょうか?理由は主に3つあります。

  1. 誰にでも書けるものも多いから
  2. 発注者が儲けていないから
  3. WEBライターを下に見ているから

誰にでも書けるものも多いから

WEBライティングの案件の中には、誰にでもかけるようなものも少なくありません。というか、誰でも書けるようなものがほとんどかも。

誰にでも書けるような記事ならば、単価は低くて当たり前ですよね。そうならないためには、ライティング技術はもちろん、専門知識を付けていくことが大切です。

発注者が儲けていないから

発注者は僕らの文章を読みたいから発注しているわけではありません。WEBライターの作ったコンテンツで何らかのビジネスをしているのです。

WEBライターを雇う原資は、日々の売り上げやビジネスの利益で賄われています。もしも、発注者が儲けていなければ高い報酬を出すことは不可能です。

WEBライターを下に見ているから

個人的にこのパターンが一番多い気がします。WEBライターは、WEB職の中でも供給過多であり、下位工程の業種です。

同じ下位工程でも需要の高いデザイナーやプログラマーや、上流工程のWEBディレクターなどに比べても不利といえます。

つまり WEBライターは「代わりはいくらでもいるし、さほど重要ではない仕事」なのです。代わりのいない重要なWEBライターになるのが大切です。

低単価案件をやめて変わってこと

僕は低単価案件をやめたことで、具体的に以下の3つのような変化がありました。

  1. 収入が増えた
  2. クソみたいな要求がなくなった
  3. 時間の融通が利きやすくなった

収入が増えた

おそらく、

収入の面で不安があり、低単価でも案件を受け続けなければならない。

という方は多いでしょう。しかし、収入を増やしたいならむしろ低単価の案件は切るべきかもしれません。

僕は低単価案件をすべて切ったら、当初より収入がだいぶ増えていました。考えてみたら実に単純な話で、要は時給が上がったのです。

低単価案件は単価が低いだけで、かかる時間は他の案件と全く変わりません。

つまり、同じ時間をかけるなら、単価の低い案件はさっさと切って、単価の高い案件のみを受けたほうが収入は高くなるということです。

僕は収入に不安があるならばむしろ、低単価案件はどんどん切っていったほうがいいと思います。

クソみたいな要求がなくなった

低単価案件のほうが要求値が高いこともよくあることです。言ってしまえば、

低単価案件に限って無理難題をふっかけて来る

というべきでしょう。

例えば、実際に僕が経験したものだと、

「10社のクレジットカードの比較記事を、実際に使って書いてください」

というものでした。

普通、こういった体験談は、事前にアンケートを取ってデータをライターに渡すか、実際に使ったことのあるライターを雇うかが基本です。

そもそも、10社分のクレジットカードを契約したら、僕の信用情報どうなるん…

単価が普通以上の案件であればこういった要求はまずありませんね。

時間の融通が利きやすくなった

時間の融通も利きやすくなりました。低単価だと数をこなさないと収入にならないので、時間に追われていましたが、ある程度の単価であれば、余裕を持って取り組むことができます。

あと、高単価案件に限って、担当者やディレクターの方が優しいんですよね。納期も柔軟に対応してくださいます。

やはり、ライターを使い潰す気がないので優しくしてくれるんでしょうか?

低単価案件を受けるデメリット

 

言うまでもないかもしれませんが、僕が感じた低単価案件のデメリットを紹介します。

低単価案件を受けるデメリット
  1. 単純に消耗する
  2. スキルが身につきづらい
  3. ライター業界全体に悪影響

単純に消耗する

低単価案件を続けていると消耗します。この「消耗」というのは、単価が安いから手取り報酬が少なくなるといったことだけではありません。

低単価案件で消耗するものには、次のようなものがあります。

 

  1. 時間 → 時間は高額案件と同じようににかかる
  2. 精神 → 時給換算すると死にたくなる・普通に疲れる
  3. 体力 → 疲れる(2回目)

 

時間も、精神力も、体力も有限のリソースです。根性でブーストすることも可能ですが、効果は一時的なものであり根本的な解決にはなりません。

スキルが身につきづらい

低単価案件の中には

「スキル教えます!」「初心者脱出!」

といったように、単価が低い代わりにスキルを教えるという触れ込みの案件もあります。

しかし、僕の経験から言って、こういった案件でまともなスキルは身につきません

そもそも、ライターのスキルの多くは、業務を通して身につけられます。スキルが身につく案件とやらを、特別に受ける必要は全くありません。

また、先ほどもいった通り低単価案件では、発注者がそれほど儲けていない場合があります。

発注者が儲けていないということは、事業歴が浅いか、儲けるような仕組みを作れていないということです。そういった発注者はノウハウも持っていないので、そこから学べることはあまりありません。

正当な金額を提示してくれる発注者の方が成長できる機会は多いです。

ライター業界全体に悪影響

ライターの仕事はただでさえ、低単価で労働集約的です。さらにライター業界は飽和状態。世はまさに、

大ライター余り時代なのです。

TVアニメ「ONE PIECE」1000話記念:ウィーアー!より

 

そこで、クソ報酬の安い低単価案件を受けてしまうライターがいたらどうなるか?そりゃライター全体の相場が下がりますよね。価格競争をするなとは決していいませんし、市場は需要と供給のバランスで決まると思っています。

だからこそ、知識のないライターが搾取されるのは間違っていると思います。市場全体を健全にするためにも低単価案件は受けないようにしましょう。

それでも低単価案件を受ける?よろしい反論しよう

ここまで聞いても、

低単価案件を受けてもいい。低単価案件しか受けられない。

と思っている方もいるでしょう。それに反論していきたいと思うので、正座してよーく聞いてください。

実績になるからええやん

「実績になるからええやん」

大して報酬の出せないところは、メディアとしてもビミョーな可能性が高いです。さらに、低単価案件ではスキルも身につきません。

それを実績として提示したところで、

びみょーなスキルのライターが、
よく分からないメディアで書いていた

に過ぎません。それは実績と呼べるのでしょうか?

初心者じゃ低単価案件しか受けられないよ!

初心者じゃ低単価案件しか受けられないよ!

わかるよ(´;ω;`)

わかるけど、そこはぐっとこらえて低単価案件は受けないでください。奴隷案件なんて受けないほうがマシです。

そんなときは自分でブログを開設して、そこに記事を投稿しましょう。それ自体がポートフォリオになる上に、方法次第ではマネタイズ(お金を稼ぐこと)も可能です。

どうせ二束三文にしかならない低単価案件を受けるなら、いっそのことタダで自分のために記事を書く方がいいです。

まとめ:低単価案件は絶対に受けるんじゃないぞ!あとブログやれ!

結局、僕が何を言いたいのかというと、

低単価案件は受けるな!ブログやろうよ!

ということです。ブログ開設のゴリ押しです。

真面目な話、ブログ運営をすることで発注者の視点やHTMLの知識を得ることもできます。ライターをやる上で、それらを持っているのと持っていないのとでは大きな差が生まれます。

WordPressなら、さほど専門的な知識はいりません。負担は月1,000円前後のサーバー代とドメイン代だけです。それでもハードルが高ければnoteでもいいでしょう。

とにかく、文章で発信することが大切です。さあ、サーバーの契約をしてこい!

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