僕は歯医者が苦手だ。
正確に言えば歯を削る治療や抜歯、その前にする麻酔の注射など痛い治療が大嫌いだ。
だからなるべく歯医者に行きたくないので、虫歯を作らないよう歯のメンテナンスには気合を入れている。
ツイッターやYouTubeで「歯の価値は1本100万で~」と言っている人も少なくないので、
こまめで丁寧な歯磨きや食後のフロスなどをしている人ももしかしたら割と多いかもしれない。
しかし、僕はフロスや電動歯ブラシや洗口液以上に推したいものがある。
それがキシリトールガムである。
ある日軽い気持ちで買ったキシリトールガムの調子が思った以上によく、今では生活に欠かせない存在となりつつあるので、
今回は僕が僕が感じたキシリトールの効果や
キシリトールガムのメリットについて話していきたいと思う。
目次
実感したキシリトールガムの効果
歯垢の質が変わった。
まず歯垢の質が明らかに変わった。
それまではまるでゼニゴケのように歯にこべりついていたのだが、
キシリトールガムを食べるようになったら指の腹で擦っても剥がれるくらい歯垢がサラサラになっていた。
歯垢が虫歯や口臭の原因であることは広く知られており、これを取り除くために僕たちは毎日朝に昼に夜にと
取り憑かれたように歯磨きをする。
僕も多いときは一日4回は歯磨きをしていた。
しかし1日何度歯を磨こうと、なんとなくスッキリせず、
ブログやツイッターでおすすめされている洗口液や電動歯ブラシを試しても、ないよりマシという程度だった。
そんなときにキシリトールガムが良いということを聞き、スーパーに並んでいたキシリトールガムをなんとなく買ってみて噛んでみた。
効果が出るまでだいたい3日程かかった。
その日は何となく電動歯ブラシを用意するのがめんどくさくなって、手磨きをした。
磨き終わって口を濯いだあとに違いに気づいた。
明らかに歯のツルツル感が違うーー。
それからというもの、電動歯ブラシの出番はなくなってしまい、今では洗面所下奥深くで眠っている。
口が臭いと言われなくなった。
僕には3つ下の妹がいるのだが、妹と話すときは毎回のように口が臭いと言われていた。
もともと鼻炎がひどく口呼吸が癖になってしまっているせいだろうと思っていたが、
キシリトールガムを噛むようになり、めっきり言われなくなった。
そういわれてみれば、寝起きの口の酸っぱさや粘つきもない。
多分、本当に歯垢が落ちきっておらず、雑菌が繁殖し口臭の原因となっていたのだろう。
妹は僕にズケズケとモノが言えるので口が臭いと言えるのだろうが、
友人や会社の同僚ならばそんな事は言えないかもしれない。
もしかしたら、今までも口臭が原因で誰かを不快にさせていたり、裏でなにか言われていたりしたのかもしれないと考えると、
恥ずかしさと申し訳無さで胸のあたりがきゅっとなってしまう。
口の臭さというものは案外で自分では気づかないとも言うし。
フロスが仕事をしなくなった。
歯ブラシで落とせる歯垢は全体の60%だけと聞いて以来フロスを使うようになった。
個人的に指を口に入れるのが嫌なのでピック式の使い捨てのものを使っている。
歯磨きのあとにフロスをしていたのだが、歯と歯が密着している部分は毎回歯垢がごっそり取れ、
こんなものを放置しておいたらなんらかの悪い影響が出るのは明らかなくらい、臭いもひどいものだった。
しかし、キシリトールガムを噛むようになって以来、歯間にフロスを通しても少しも歯垢がつかなくなってしまい、臭いもなくなった。
なんだかフロスをする意味もないように思え、今ではフロスの頻度も1日一回になってしまっている。
口呼吸から鼻呼吸になってきた
人間ものが口に入っている間は口を閉じている。
だからガムが口に入っている間も口は閉じられている。
そうすると勝手に鼻で呼吸をし、いつの間にか鼻呼吸が習慣になっている。
僕もガムを噛むようになってから口呼吸でいる間が圧倒的に減りリップクリームの消費量も減った。
どうして虫歯予防に効果があるのか
こちらのサイトの情報を参考にしています。
キシリトールが歯に与える効果とは? | 神谷町 岡田歯科クリニック【公式】| 神谷町駅徒歩0分 https://www.okada-dental.jp/archives/637
虫歯の原因菌の働きを弱める
虫歯の原因であるミュータンス菌は糖を餌にして酸を生成し、歯にダメージを与える。
しかし、キシリトールはミュータンス菌に取り込まれたとしても酸を生成せず歯にダメージを与えない。
その上、キシリトールにはミュータンス菌の働きを弱める効果があり、虫歯にもなりづらくなる。
歯の再石灰化を進める(虫歯になりかけた歯を修復する)
唾液には微量のカルシウムが含まれており、キシリトールにはその濃度を高める働きがある。カルシウムが歯に付着すると溶けかけた歯が修復され、初期の虫歯を減らす効果があるのだ。
詳しいことは専門家等に聞くべきだが僕自身のキシリトールの認識は大体こんな感じである。
寝る前や歯磨き後に食べても大丈夫なのか
寝る前
結論から言えば無糖ならば大丈夫が答えになる。
寝ているときが一番口が乾き、ミュータンス菌の活動も活発になるので、
寝る前の糖は厳禁である。
商品によっては糖が含まれるガムがあるため注意して選んでほしい。
歯磨き後
歯磨き後も同様に無糖ならば大丈夫である。
せっかく歯磨きしたあとでも糖を摂ってしまうと、
ミュータンス菌に餌を与えることになるので絶対に無糖のガムを選ぼう。
結局は虫歯予防のキシリトールガムには無糖を絶対選ぶべきというのが結論である。
歯科用のキシリトール100%のガムなら全く問題ないが結構高い上にあまり美味しくない。
僕がよく食べているガムも糖が含まれていないので、歯磨き後と寝る前に噛んで歯のケアをしている。
キシリトールガムを食べることは歯磨きの代わりになるのか
絶対にならないので歯はしっかり磨こう。
あくまでキシリトールは歯垢をサラサラにし落ちやすくするだけなので、付いてしまっている歯垢はこそぎ落とさないとならない。
流水でも落ちないので間違えてもジェットフロスなどを歯に当てて磨いた気にならないように。
噛む時間はどれくらいが適切?
基本的には気が済むまで噛んでいれば問題はない。
僕も同じガムを2時間くらい噛んでいることもよくあるが、それで不都合は今のところ発生していない。
むしろ唾液がよく出るので口の中が常に清潔になる。
噛む下限についても味がなくなるまで噛んでいれば問題ないと思う。
まとめ:高い家電を買う前にまずキシリトールガムを
僕が実感したキシリトールガムの効果は
- 歯垢の質が変わった
- 口が臭いと言われなくなった
- フロスが仕事をしなくなった
- 口呼吸から鼻呼吸になってきた
どうして虫歯予防に効果があるのかは
- 虫歯の原因菌の働きを弱める
- 歯の再石灰化を進める(虫歯になりかけた歯を修復する)
無糖のガムを選ぶべきであるということ。
キシリトールガムを噛んでも歯磨きは絶対すべきということ。
キシリトールガムは味がなくなるまで噛んでいればOKで、
味がなくなったあとも噛み続けていいもということ。
僕自身、電動歯ブラシもジェットフロスやアクアフロスも一通り試した。
しかし、キシリトールガムほど口内環境を改善してくれたものはない。
高い家電なら口内環境を劇的に変えてくれると思ったが、
むしろ手頃に買えるガムのほうが口内環境を改善してくれた。
まさに”買い物は価格ではなくすべき”を思い知った。
ところでお前は何者なんだという方ちょこっとだけ自己紹介しますね
こんにちは、しょーびと申します。
本人はADHDという病気を患っており、母親はアルコール依存症です。
しょーじきむっちゃしんどかったです。死んだほうが楽なんじゃなんて考えたこともありました。
しかしあることに気づいてからはそんな事考えなくなりましたね。
詳しくはこちらの自己紹介を読んでください
それじゃあ、ブログを楽しんでくださいね。